早めの相談!うつ病でも診断書が必要

かつて「うつ病」はとても理解しづらい病気でした。気分がすぐれないというだけで病院に行く人自体も多くなかったですし、単に気分がすぐれないからという理由で学校や会社を休んでしまうと、「ズル休み」と言われてしまいます

そしてその回数が増えてくると、今度は学校の先生からは叱られるし、会社からは非情な「お沙汰」が下ることも珍しくはありませんでした。

うつ病の治療ができる病院

しかし近年になって、うつ病に対する理解はひと昔前とは比べ物にならないくらい深まっています。

まあ「深まった」というほどではないにしても、「広まった」とは言えるのではないでしょうか。それだけに、たとえば会社に対しても、「うつ病です」ということを示すだけで



し、また、会社によっては社員のうつ病を予防する目的でセミナーが行われるという場合もあります。

しかしそれでもやはり、いろいろな理由で学生・生徒、社会人を問わず、まだまだうつ病を発症する人は増えています。

そのためにも、休学をしたり休職したりしなければならない必要に迫られるというケースもたくさん起こっています。そんなときに

診断書の内容も大事

うつ病の場合、診断書が下りないなどという不思議なウワサも聞いたことがありますが、そんなことはありません。

ちゃんと病院でうつ病であると診断され、診断書がほしいということを告げれば、診断書を出してくれるはずです。

それに、休職という形だけではなく、うつ病を理由として退職したいと考えている人も、やはり診断書が必要になることが多いので、休職にしろ退職にしろ、その決意がしっかりと固まった時点で、病院で診断書を書いてもらうようにしておくと、



また、その逆のケースもあります。というのは、自分はまだ働きたいし、担当の医師からも仕事は続けたほうがよいと言われているうつ病患者が、会社からは、うつ病を理由に休職や退職を迫られるようなケースがあるのです。

そういう場合でも、診断書にしっかりと「本人は仕事をしたいという希望があり、客観的に見ても、仕事は継続したほうがよい」という一筆を加えてもらうだけで、処遇が違ってくる可能性もあります

うつ病患者の仕事

また、職種によっては、うつ病の症状ではなく、抗うつ薬をはじめとする薬に対して休職や退職を示唆される場合もあります。

その場合でもまったく同様で、「薬の影響はない」という内容を診断書に一筆加えてもらうだけで、処遇が異なるかもしれません。

うつ病の治療薬

うつ病の診断書は簡単に発行してもらえる

学校に通っている人や、会社勤めをしている人がうつ病を発症してしまうという事例は決して珍しいことではありません。

逆に言えば、学校に通っている人も会社勤めをしている人も、さらにいえば、そのどちらでもない人であっても、だれもがうつ病を発症する可能性があるというのが、現代人にとってやっかいな事実です。

ただ、うつ病を発症したときに、何らかの手続きが必要になるという意味では、やはり学校に通っている人会社勤めしている人ということになるはずです。

深刻なうつ状態のまま無理をして学校に通ったり会社で仕事をつづけたりすることによって、さらに深刻な状況に追い込まれてしまう可能性は高まるわけですから、なんとかしてその状況を打破する必要があります。

そして、そのための方法としてもっとも有効なのが、

学校や会社を一定期間休学、休職して休養をとること



これはそう簡単なことではないと考えてしまい、よけいにふさぎ込んでしまう患者さんもいらっしゃるようですが、そういう心配は、基本的には不要です。

うつ病の治療期間

休学、休職のために必要な手続きが、「病院で診断書を書いてもらう」という、非常に簡単なことだけなのです。

では、診断書というのはそんなに簡単に下りるのかと心配になってしまう人のためにここで説明しておきますが、うつ病の場合、基本的に病院側もかなり協力的に相談に乗ってくれる場合が多く、そのため



のです。これは、一般的に言えば「簡単に下りる」ということになるでしょう。

ただ、いくら簡単であるからといっても、単に口で「診断書を書いてほしい」などといっただけで書いてもらえるようなものではさすがにありません(中にはそれでもOKしてしまうお医者さんもいます)。

診断書を書いてもらうためには、何回かカウンセリングを行う必要があります

カウンセリングの結果、ある程度進行しているうつ病の場合、カウンセリング治療のほかに投薬治療をはじめとする本格的なうつ病治療をスタートさせることになると思いますが、そうではなく、ごく軽微な症状であったとしても、診断書を書いてくれるお医者さんはけっこう多いです。

また、万一診断書を書いてもらえないということがあったとしても、病院を変えることで診断書を書いてくれることも実はけっこう多いのです。

このように、いろいろと工夫することで、診断書は比較的簡単に手に入れることができるというのが近年の傾向です。

休職と退職の選択

初診でも診断書は発行してもらえるの?

診断書は比較的簡単に手に入る事は分かったけど、流石に初診で診断書をもらうのは難しいのでは?と思われる方も多いと思います。

これはその時点での症状によります。診断書はその名前のとおり



ただ、初見で明らからにうつ病の症状の場合にはうつ病と診断されることになるので診断書は発行して貰えます。

診断書を書いてすぐにでも治療を始めなければ自殺してしまう可能性があるという状況で拒否する医師は少ないと思います。

うつ病と自殺

会社や学校を休んでもらって専属的に治療しなければならないと判断されるからです。ただ、初診で発行して貰えるケースは明らかな場合だと思っておいたほうが良いかもしれません。

症状が軽い内はうつ病だと思われていても実は違うという事があるかもしれません。そうなれば医師としても



うつ病だと思って診断して診断書を発行した結果、違ったという事になればそれは「誤診」です。

よほど明らかなケースでない限り、うつ病と診断するのが難しいという実情があります。それは心の病でもあるうつ病は検査結果の数字でうつ病かどうかを確実に判断することが出来ません。

うつ病の診断方法

確定でない段階で病名を判断することは出来ません。その当たりは医師も慎重にならざる得ないという実情があるのです。

それ考量して考えると診断書を貰うためには重篤な状況に陥る前に早めに診察をしてもらう事で、その経過を見て診断書を発行して貰えます。

早期治療という意味も含め早めに医師に診てもらう事が最善の策だと思います。

休ませる為の診断書で休む為の診断書ではない

そもそも「自分はうつ病だ、仕事を休んで治療に専念するために診断書が必要だ」というのは少し順序が異なると思います。うつ病は病気であって、誰にでもあるうつ状態とは異なるのです。

本当にうつ病だったとしても会社、学校を休んで治療に専念しなければならない状態なのか、通勤、通学をしながらでも十分治療は可能なのかの



休職、休学の為に診断書が欲しいという時点で診断書の本来の意図から外れている事になります。診断書はあくまで医師の診断であり、希望するものではないのです。

本当に会社、学校を休んで治療に専念しなければならないと医師が判断したのなら「休職、休学をして治療を要す」と記載されるはずです。

医師によっては、お願いしたら簡単に診断書を発行してくれるという場合もあります。しかし、会社を休むための免罪符としてうつ病の診断書を使用するのにはリスクがあるのです。

むしろ、昨今の流れで言えば「うつ病」としっかり診断をされなくても「うつ状態」という事でも十分に考慮されるのです。

なぜなら、無理に会社に出勤させ、うつ状態をうつ病に発展させては会社が最もb嫌う「労災」になってしまうからです。

ベストはあくまでも会社、学校に通いながら治療をして改善させていくという事を第一に考えなくてはなりません。

それが出来ない場合にやむなく診断書を貰い、治療に専念するという流れであることを忘れてはなりません。

診断書提出は慎重に

学校や特に会社を休職する際に必要になってくる診断書ですが、病院でうつ病と診断さえされれば数千円料金さえ支払えばすぐに出してもらえます

その診断書を会社に提出すれば大抵の会社は規定にもよりますが最長で1年6ヶ月間は賃金を貰いながら休むことが出来ます。診断書の効力は水戸黄門の印籠のようなものなのです。

これで安心して治療に打ち込めると簡単に思われるかもしれませんが提出は慎重に考えておいた方が良いです。退職届を提出するくらい真剣に考えるべきなのです。

もし、本当に選択の余地がないほど休職が必要で深刻なうつ病なら間違いなくそうするべきですがうつ病の診断書を提出するという事は



会社側からも物事を考えてみるとすぐに分かりますが、うつ病になる人を重要なポストには置けれませんし、責任ある社員の仕事すらさせてもらえなくなる可能性もあります。

雇用関係が社員でもアルバイトと同等程度にしか見られなくなる可能性があるのです。正社員を簡単にクビには出来ませんが解雇したいリストに間違いなく入ります。

うつ病の場合、怪我とは違い治っても今までと同じように働くというのは難しいのが現状です。

うつ病の現状

だからといって診断書の提出は辞めるべきと言っているのではありません。本当に必要なケースもあるはずですしうつ病という重大な病気をいち早く治すためにも休職も賢い選択肢の一つです。

ただ、今後の人生と今のうつ病の症状をしっかりと天秤にかけて間違いのない選択をして提出しなければならない。それが診断書なのです。

 

 

 

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